ミネラルサンスクリーンを正しく選ぶための基礎知識
「肌に優しい日焼け止め」として選ばれることが多いミネラルサンスクリーンですが、種類によって使用感や効果に大きな差があります。成分の仕組みを知っておくと、自分に合うものを選びやすくなります。
紫外線吸収剤とミネラルフィルターの違い
一般的な日焼け止めに使われる紫外線吸収剤(オキシベンゾン、オクチノキサートなど)は、紫外線を化学的に吸収してエネルギーを熱に変換します。効果は高いですが、敏感肌の方には刺激になることがあります。
ミネラルサンスクリーンは酸化亜鉛や酸化チタンを使い、紫外線を物理的に散乱・反射させます。皮膚への浸透が少ないため、刺激が出にくいとされています。ただし、粒子の大きさや処方によって使用感が大きく変わります。
酸化亜鉛と酸化チタンの使い分け
酸化亜鉛はUVAとUVBの両方を幅広くカバーします。酸化チタンはUVBへの効果が高い一方、UVAのカバー範囲が酸化亜鉛より狭い傾向があります。シミやくすみの原因になるUVAをしっかり防ぎたい場合は、酸化亜鉛が主成分のものを選ぶのが合理的です。
当店のサンスクリーンフルイドは酸化亜鉛のみを使用しており、UVA・UVBの両方に対応しています。白浮きを抑えるために粒子径を調整した処方になっており、ミネラルタイプ特有のきしみ感が少ないのが特徴です。
塗布量が効果を左右する
SPF値はメーカーが規定した量を塗布したときに発揮されます。顔全体に使う場合、パール2粒分(約0.5〜1g)が目安です。多くの方がこれより少ない量を使っているため、表示の半分以下の効果しか得られていないことがあります。
塗り直しも重要です。汗や皮脂で落ちやすいミネラルタイプは、2〜3時間ごとに重ねることで効果を維持できます。パウダーファンデーションの上から使えるタイプのスプレーと組み合わせると、塗り直しがしやすくなります。
日焼け止め選びは、成分だけでなく使い続けられるテクスチャーかどうかも重要です。実際に試してみたい方は、店頭のテスターをご利用ください。